2. ホクロ

 これは旦那の、レポート用紙の走り書きから生まれた曲。ちょっとセクシーなんだけど、とてもコミカルで、これはいいな〜とずっと思っていたモチーフでした。八ヶ岳星と虹レコーディングスタジオで、最初に作った曲。

アレンジは、本当に大雑把に、しかも口頭説明のみで伝えたのに、バンドのみんながかっこいいアレンジに膨らませてくれました。しかし、固まるまでは苦労(笑)。
この曲に関して、イニシアチブをとってくれたのは隅倉くん。末藤くんと音決めからじっくり作ったり、ワタルくんにいやらしめの裏声をリクエストしたり、間奏のパーカッションまで(これは台所にあった、大きめのボウルの底をえんぴつで叩いてました!なんてソウルな音!ぼよよよ〜〜〜ん)、大活躍でした。隅ちゃん、こういうアレンジが本当にうまい。へんなベースラインだし。最高です。

3. 3040

 わたしはTHE GROOVERSが大好きです(いきなり)。藤井一彦氏のギターは、日本で一番好きです。普段もGROOVERSのTシャツばかり着ています(とてもデザインがかっこいいのも重要)。時間さえ合えば、必ずライブにも顔を出します。長時間立っているのが苦手なわたし、唯一GROOVERSのライブだけ耐える。終わったら、腰ががくがくするけれど、それも許す!くらいに好きだ。

 そんな藤井さんにダメもとで「レコーディング、参加してもらえませんか〜・・・」と控えめにお願いしたところ、快くオーケーしてくださった!
「アレンジもやるよー」なんて言ってもらって、んじゃんじゃぜひぜひ!なんて甘えちゃって、藤井さんとセッションするんだから、その気持ちで作った曲にしようと書き下ろす。デモテープをプロツールスでやり取りしたのだけれど、わたしはプロツールスといえど、8チャンマルチカセットレコーダーみたいな使い方しかしていない状態でお渡しすると、すんごいクオリティーで、アレンジされて帰って来た。すごい!もはや、その時点で感激!
 だって、自分のホニャララ〜なんてウソ英語のメロディー(完全鼻歌だし)に藤井一彦ギターが一緒に歌っている!そのテイクはいまだ宝物。

 ブルージィで、ラフ。藤井さんのギターのいい感じがとてもよく出た曲になった。30代40代の、一回もうなんだか諦めちゃったっていうか、見据えた後っていうか、でもそこからが本当の勝負なんだよなーなんてことを歌に込めました。もうどこにも撤退出来ない感じ? 「○○ですけど、何か?」みたいな言い回し、最近、俄然好きです。そういういい意味で開き直った後が、実はおもしろいんじゃないかなーと思います。そこが、人生の深みっていうか。あ、そうそう、藤井さんに「人生って言葉、オレは使えないなー、重くて」と言われました。女だし、こんなキャラゆえ、使える言葉かもしれないですね。ふふふ。

 レコーディングは、西永福パワーハウススタジオ。