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スグルもんへ。

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昨日、川崎にある藤子・F・不二雄ミュージアムに仲間と、子供達を連れて行ってきた。

子供たち、いやどちらかといえば大人のほうが目を輝かせて楽しんだ。マンガの原画展示は実際毎月ワクワクしながら読んだその原稿だった。思ったよりもずっとドラえもんに育てられていたことに感動したのだ。藤子・F・不二雄先生すごいな!

ずっとドラえもんがそばにいてほしいな、と思っていた。今もずっと思ってる。困った時に「それそれ!」っていう道具を出してくれるのはとても魅力的(でも、のび犬(太)みたいになっちゃうかな)。

でも、ドラえもんのお話が魅力的な一番の理由は、ドラえもんがのび太とずっと一緒にいてくれるってことだ。学校に行く以外はずっとそばにいる。そんな友達。一緒にご飯を食べて、おんなじ部屋に寝て、学校から帰ってくると待っててくれて、困った時に一緒に悩んでくれて(時に厳しく)、嬉しい時は一緒に笑ってくれる。どんなときも。そんな友達がいればなんて素敵なんだろうと思った。夕方になってバイバイすることもなく、8時だよ!全員集合も一緒に見たりして。

でも大人になれば、いろんな事情がある。たとえ大好きでも一旦さよならすることが一番よかったりする。そういう決断をしながら、それでも大人は進んで行かなきゃいけないときもある。大人になったのび太がもしそんな決断をした時、ドラえもんはなんて言うんだろうね?

別れはさみしいけど、きっとまた時がきたら一緒に音を出そうよ。
じっくり話したし、いっぱい旅したね。飄々としながら、どこか心に炎が燃えているスグルくんがおもしろかった。みんな新しい旅が始まる。どこにいても、楽しかった日々を忘れないで。


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