6. 虹の庭

 「3040」と同じく、藤井さんとセッションのため、書き下ろした曲。ワンコーラスだけ作って、あとは藤井さんが膨らませてくれました。同じく、また稚拙なプロツールスデモなのに、素晴らしい構成で帰って来た最終形デモは、宝物(笑)。歌詞がなかなか出来ず、苦労する。これもメロディーとか、曲が持っている色が強くて、言葉として作りにくかったなぁ(って、誰のせいでもありゃしない、全部おいらが悪いのさ)。

 レコーディングの予定を2日ぐらいオーバーして、やっとぎりぎりに完成。すごく好きな詞。「あー、明日なき時代を〜」っていう頭の詞が出来た時に、よし!なんてガッツポーズ。妙にGROOVERSっぽいのが笑えた。
好きなんですね〜(笑)。藤井さんもそう言ってた。オレっぽいって。

 虹の庭、というタイトルも、カポーティの小説なんかでありそうなタイトルで、気に入ってます。英語を和訳したときに生まれる単語っぽくて。

それが欲しいのなら、自分がそれになれ。不平不満をいうよりも、自ら灯りを灯しなさい。ラジオの番組で、そんなんあったね。西永福パワーハウススタジオにて。

7. 祈りのレシピ

 「ホクロ」同様、旦那の走り書きノートを膨らませた曲。

 言葉を組み立てたとたん、絶対これ!っていうメロディーが浮かんで来た。 風景としては、ある時期の日常を切り取った感じですね。恋人同士が、お互いを必要としていて、でもその引き合う強さにちょっと戸惑いがあったり、それでも自然に相手を思う。いい詩が出来たなぁと思う。

 レコーディングは、麻布十番スタジオファイン。これは一発録り!!ひゃ〜〜。
3テイクぐらい録ったのだけれど、物理的にパンチインも出来ず(クリックなし)、一発。その危ういリズムにあわせて、楽器があうんの呼吸で入る。この感じ、大好き。その頃、ダニエル・ジョンストンがマイブームで、「プレイがダニエル・ジョンストンっぽいよね、すみちゃん」といったら、「彼を越える勢いですよね」と返って来た。それって、いい意味だよね・・・すみちゃん・・。

 そんな隅倉くんの機転もあり、ギターを録ったあと、一時間ほど時間をもらって歌詞も完成。これも奇跡の匂い、あり。