ハードスケジュールの１日が始まった。亙さんが旅のスケジュールを細かく書いてくれている。が、それを見ない性格のふたり、わたしと溝T。今回はこの３人旅。函館空港から札幌、丘珠空港（←初上陸）。

五島に帰るよりも小さな飛行機にちょっとびびる。乗り心地は、今なにしているのかがものすごく体に伝わる感じ。でもプロペラ機は安全なんです、と亙さん。陸路では函館→札幌はとても時間がかかるんです、飛行機にしましょう、と。

札幌は結構な雨。スケジュールでは分刻みでバスに乗ったり、タクシーに乗ったり大変な時間設定。しかしながら順調に、昼のインストアライブが行われる音楽処に到着。楽器、荷物を置かせていただいて昼ごはん（寿司！）。

そして、インストアライブ！たくさんの方が雨にも関わらず来てくださいました。１８年ぶりで、誰も来てくれなくてもしょうがないなぁ、なんて密かに思っていたのですが、たくさんの人人人！本当にありがとう。
音楽処の石川さん。25年の音楽ライフの要所要所でお世話になっていたんですね。あたたかく迎えてくださって感激です！　石川さんは、ちゃんとひとりひとりと向き合って、とても音楽を大事にしている方だなぁと感じました。作り手と聴き手のみなさんをしっかり橋渡ししてくれているような。ありがとうございます！なんというか、ソニー時代からお世話になっている方にお会いすると目頭が熱くなります。そしてその頃の自分の至らなさを思い出して、頬を赤らめることも。まぁでもそれも続けている醍醐味ですね。改めて今後ともよろしくお願いします！これから札幌の際は遊びに行こう〜。
音楽処は唯一、SOUNDTRACKSがお店で買える場所となってます！　札幌にお越しの際はぜひ。

たくさんの聞きに来てくれたみなさんと少しの間だけどお話したりサインしたりして、名残惜しくも円山夜想へ。榊バンド、ドラムの末藤健二氏と合流。すえちゃんは札幌出身！ライブに合わせて帰って来てくれた。東京以外の場所は亙くんとアコギ２本ライブになることが多いのだけれどそこにすえちゃんが入ってくれるセッション、わくわくしすぎる。実は新しい形でやり始めよう、と決めた２００５年のライブは、この３人でやったのだ。そのことを思い出したりしてじんわりする。もうあれから12年もたったのか！

札幌のライブをオーガナイズドしてくださったHide-c.さん。とてもかわいいがいい意味で癖がありそうな女子バンド、乙女伝説。そしてオープニングアクトの尼子佑香さん、Nanaoさん、対馬桜子さん。こちらでもあたたかく迎えていただく。楽屋では女の子ばかりでテンション上がる。

ライブは言うまでもなく、本当に楽しい時間だった。たくさんのみなさん、北海道のいろんなところから来てくださって（もちろん、もっと遠くから来てくださったみなさんにも頭が下がります）感激しました。ものすごい熱気で迎えてくださったこと忘れません。新曲ばかりじゃなく、スペシャルなセットリスト。18年ぶりの逢瀬は一緒に遊んでるような、それでいてお互いがお互いを心から気遣っているような、忘れられない素敵な時間になりました。心から感謝です！

いろいろお忙しいところ、ライブを組み立ててくださったHide-cさんに心から感謝します。ありがとう！今後ともよろしくお願いします。Hide-cさんの歌、素敵でした。かわいい女の子たち、これからたくさんの楽しいこととか大変なことを乗り越えていくんだろうなーと胸が熱くなりました。いつでもタフにね！（彼女たちの歌もHide-c.さんが作ってらっしゃって、CDまで作ってあげているそうです。なにか男気を感じますね！）　円山夜想スタッフのみなさん、ありがとうございます。
そして、シンガーソングライターの流ちゃんにもお世話になりました。ちゃんと話せなくて残念！今度ゆっくり話そうね。それからフライヤーをいろんな場所に届けてくれた札幌在住の典子ちゃんもありがとう！　


榊チームは、みよしのの餃子で乾杯。↑

すすきので滅多に行かないバーにも行きました（これはノンアルコール。あんまり飲めないからね、完全にスィーツ）。↑

たくさんのみなさんに支えられて、素敵な出会いがあり、とても思ったのは、音楽を大事にしてくださっている方ばかりだったということ。この頃は誰でもCDを作れる時代になってきたから、人の力を借りずに自分の音楽を世の中に聞いてもらう仕組みもあるわけだけど。流れていくだけの音楽を、そこに何か自分の生き方とか愛を込めて送り出している姿を感謝を持ってみつめる旅でした。やっぱりどこへいっても、人のあたたかさが身にしみます。そんな大きすぎる愛になにかお返しすることがとてもできないのですが、これからも函館や札幌へ元気に誠意を込めて歌いにいこう！と心に決めました。これからもよろしく！すべての音楽が大好きな人たちみんなをハグしたい気分。